構造的な問題

本来なら、最低でも5%はほしいところだ。こんなマンションが横行している中で、構造躯体を通り越していくら管理に注目しても良い住宅は選べない。とにかく、管理はあなたが理事長になって頑張ればどうとでも変えられるのだ。ちなみに、「管理費が安く上がるから、なるべく戸数の多い大型分譲団地を買え」という説が横行しているが、そんな多人数が組織する管理組合など、まともに機能するだろうか。確かに一戸あたりの竹理費や修繕費が安くなる可能性は高いが、多人数になればなるほど意見はまとまらないのだ。物事には一兆一端があるのだ。二月建て住宅を取得する方法は三つある。建売住宅か、中古一戸建てか、土地を取得して注文建築で建てるかである。建物の耐久性のチェックしやすさは、注文建築→中古一戸建て→建売住宅の順で低くなる。これは、建物の構造がしっかり造られているかどうかをチェックできるレベルの違いだ。注文建築なら、設計から材料の選定、施工まで自分自身でかかわることができます。工事のプロセスを確認できるわけだ。次に、中古一戸建てはすでにできあかっているので、構造の中身までチェックするのは難しいが、床下や屋根裏をのぞけば大工のレベルくらいはわかる。築10年以上の一戸建てで特に異常がなければ、基礎な躯体の構造的な問題はないと予測できる。地盤に問題があるにもかかわらず基礎の仕様が悪ければ、どこかにヒビが入るし、雨漏りがあれば柱や天井や壁紙などにシミが出てくる。構造にかかわる手抜きも、床が傾くなどの症状が出る。購入を検討している段階で、改めて現物を見ながらチェックすることもできる。一番注意したいのは建売住宅である。特に未完成状態で契約する「青田売り」が問題だ。簡単な平面図と仕様書が出ている程度のパンフレットで判断するしかない。市街地の二戸建ての分譲業者は多くが中小工務店である。施工現場を基礎工事から完成するまで見学させてからおうにも、設計図書や建築材料に関する詳しい情報は開示されず、建築工事中に現場の中に入ることも難しい。完成して引き渡しを受けるまで、ろくにチェックすらできない。本来なら施工状態を監理すべき設計者は、実は建売業者の身内なので、問越があっても指摘することはない。筆者は、建築会社に勤めていたこともあったが、図面と現場が違う、建築確認申請どおりの建物にならないことなどは日常茶飯事だった。まともに造っている建築会社もいるにはいるか、建売住宅に欠陥住宅が多いのも現実です。